濁り無き色
心無くした者の言葉が胸に
いつしかの悲愴を誘う
古の記憶が我を諌める
悲しみ消えぬなら連れてゆこう
つれてゆこう
不安が波にゆれ我は口ごもる
臆した呼吸は高く飛べない
優しき月あかり千切れた詩を
呼び戻しあなたの心にまた
重ねても混じらぬ色のよう
真をつらぬく色のよう
身はたとえ朽ち果てようとあなたもまた
濁り無き色で終わろう
喜びや悲しみ
包みゆく日々
私はうたう
永遠に咲き誇る色のよう
苦しみ厭わぬ色のよう
身はたとえ朽ち果てようとあなたもまた
濁り無き色で終わろう
この曲を書いた20代も終わる頃。
俺の歌は何色だろう?
そんな事を考えたりしていた。
もはや何色だってかまわないぜ。
濁りの無い歌ならば。
振り向けばあの頃の俺がいる。
廃車寸前のポンコツ歌手がひとり、どこへゆく?
大丈夫。
まだ歌えるぜ。
想いはあの頃となにも変わっちゃいない。
がんばれ、
今の俺も。
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