2015年2月4日水曜日

濁り無き色

濁り無き色

心無くした者の言葉が胸に
いつしかの悲愴を誘う
古の記憶が我を諌める
悲しみ消えぬなら連れてゆこう

つれてゆこう

不安が波にゆれ我は口ごもる
臆した呼吸は高く飛べない
優しき月あかり千切れた詩を
呼び戻しあなたの心にまた

重ねても混じらぬ色のよう
真をつらぬく色のよう
身はたとえ朽ち果てようとあなたもまた
濁り無き色で終わろう

喜びや悲しみ
包みゆく日々
私はうたう

永遠に咲き誇る色のよう
苦しみ厭わぬ色のよう
身はたとえ朽ち果てようとあなたもまた
濁り無き色で終わろう


この曲を書いた20代も終わる頃。

俺の歌は何色だろう?

そんな事を考えたりしていた。

もはや何色だってかまわないぜ。

濁りの無い歌ならば。

振り向けばあの頃の俺がいる。




















廃車寸前のポンコツ歌手がひとり、どこへゆく?

大丈夫。

まだ歌えるぜ。

想いはあの頃となにも変わっちゃいない。

がんばれ、

今の俺も。

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